ビジネスホン(ビジネスフォン)のトラブルは、業務に多大な悪影響を及ぼしてしまいますが、中でも主装置に故障が生じてしまった場合には、その影響が非常に大きなものになります。特にオフィス全体の外線がダウンしてしまうようなケースでは、社会的な信用問題にも発展する恐れがあります。

影響を最小限に抑えるためには原因を早急に解明し、速やかに対処を行わなければなりません。そこで今回の記事では、ビジネスホンの主装置にトラブルが生じた場合の対応方法について解説します。

▶目次

1、オフィスの電話がつながらなくなってしまった

ビジネスフォン主装置の故障事例と対応方法
オフィスのビジネスホン(ビジネスフォン)がすべて一斉につながらなくなってしまった際には、主装置に何らかの故障やトラブルが生じている可能性が高いでしょう。原因の追究方法と対策について案内します。

電話がつながらなくなってしまったときの確認方法

ビジネスホンが急につながらなくなってしまったとき、まずにつながらない電話機が1台だけなのか、同じ部署のグループ全体なのか、あるいはオフィスの電話機全てなのかを確認します。

ビジネスフォンは、ビジネスフォン子機→ローゼット→主装置→通信会社の順に回線が接続されています。
したがって、1台のみのトラブルの場合にはビジネスフォン子機の故障あるいはケーブルの断線、グループ全体の場合にはローゼットの故障、あるいはローゼットへのケーブルの断線、オフィス全体の場合には主装置あるいは通信会社でのトラブルの可能性を疑います。

主装置トラブルの対処法

オフィスの電話回線が一斉に普通になった場合のトラブル対処法は3つの段階を踏みます。

  1. 主装置の電源を確認します。あわせて、ひかり回線を契約中の場合には、ONU(終端装置)あるいはひかり電話のルーターの電源も確認します
  2. 電源がきちんと入っている場合には、契約中の通信会社(NTTやKDDIなど)に問い合わせ、障害情報を確認します
  3. 回線の障害が発生していない場合には、ビジネスホン販売業者(ビジネスフォンリース業者)に連絡し、保守対応を依頼します。

対応を行っている間もビジネスホンがダウンしている状態が続きますので、以上の対処を速やかに行いましょう。

2、その他の主装置の故障について

ビジネスフォン主装置の故障事例と対応方法
ビジネスホンの回線が一斉にダウンしてしまうことは最悪のケースですが、それ以外にも主装置の故障によって生じるトラブルがあります。

ビジネスホンが誤作動を起こす

誤作動には様々な症状がありますが、以下のような症例があります。

  • ランプが点灯したまま消えない
  • 特定のビジネスフォンのみ発着信の片方いずれかができない
  • FAXの受信にもかかわらず、電話機の着信が鳴る

これらの原因として、主装置のデータ設定が消えていたり、正しくない状態になってしまっていたりするケースがあります。

すぐに電話工事業者を手配して、データの再設定を依頼しましょう。

複数の電話機でノイズが生じる

オフィスの複数のビジネスホン子機でノイズが生じる場合には、主装置の内部ユニットの障害や主装置からローゼットへのケーブル不良の可能性があります。

原因の特定がやや難しい症状ではありますが、いずれにしても電話工事業者にケーブル交換あるいはユニット交換の対応を依頼しましょう。

いったん主装置の電源を落としてみる

主装置に関するトラブル対応の方法として、いったん主装置の電源を落として再起動を行う、という方法があります。
障害によっては、この作業で完全に復旧できる場合もありますので、例えばオフィス全体の電話回線がダウンしている場合などでは試してみるのも良いでしょう。

ただし、独断でこういった作業を行うのは他のビジネスホン機器に影響が生じる場合もありますので、電話工事業者に電話にて問い合わせを行い、判断を仰ぎながら行うようにしましょう。

3、まとめ

この記事では、オフィスのビジネスホン(ビジネスフォン)主装置の故障対応について解説しました。
ビジネスフォンの故障やトラブルはどのようなケースでも非常に大きな影響が生じてしまいますが、中でも主装置にトラブルが発生した場合の影響は大きなものになります。

被害を最小限に抑えるために必要なことは、適切かつ迅速な対応です。特にビジネスホン全体がダウンしている場合にはオフィスの信用にもつながります。

こうしたトラブル時に、最終的に頼りになるのは、ビジネスホン工事業者です。購入時に信頼できる業者を見極めることと、トラブル時にすぐに連絡が取れるように連絡先などを控えておくことが重要です。